前々から季節感のない更新であることを謳って(?)きましたが、それならということで、ハロウィンネタとか載せてもいいかな?と思ってしまったのですが、いいでしょうか?
というわけで、続きのところに載せてみます。
風邪の具合は、朝起きるとだるいのが、寝すぎなのか回復途中のためかわからない感じです。しかし、妄想具合はいつもどおりです。むしろヒートアップしているかもしれません。次の会合が楽しみです。開催日程は未定ですが。
頭の中は元気な遠呼
*リボーン ヒロイン 雲雀 草壁
「ちゃおっす」
「わっ! ビックリした!!」
「お前のはこれだぞ」
「えっ? 何を突然。しかも、私のはって何?」
「今日はハロウィンだぞ。知ってるだろ?」
「うん。仮装していろんな家に行って、トリック オア トリートって言ってお菓子をもらう日でしょ?」
「まあ、本筋はあってるな」
「だけど私、どこにも行く予定ないよ?」
「今から応接室に行くじゃねーか。 それつけてヒバリに言え」
「委員長は外国の行事知らないんじゃない? それより、委員長にそんなこと言えないよ」
「ヒバリにはオレから説明したから心配ねーぞ。オレがせっかくお前のために用意したものをつけてくれねーのか?」
「うっ……でも、別に委員長じゃなくてもいいんじゃない? 笹川さんたちのほうが」
「あいつらはもう帰ったぞ。今やってるやつらもいるしな」
「そうなの? じゃあ草壁先輩にする」
「草壁はヒバリと応接室にいるぞ」
「でも……」
「オレが準備したお菓子はヒバリにやったからな。持ってない草壁にはイタズラしなきゃなんねーぞ」
「そんな!?」
「どのみち、それつけたところをヒバリに見られるんだから、ヒバリに言え」
(リボーン窓からダイブ)
「あぁっ! 言い逃げ!!」
<応接室>
「……失礼します」
「それは何の格好だい?」
「たぶん、悪魔だと思います……」(黒い蝙蝠羽とギザギザのしっぽ)
「赤ん坊から話は聞いたよ。僕に言うことがあるんでしょ?」
「はい……。トリック オア トリート、です」
「trick」
「えっ!? トリートは?」
「選ぶのは僕でしょ? trick だよ」
「……」(草壁に視線を送り、助けを求めようとするが、巧妙にそらされる)
「早くしなよ」
「……それ、リボーンからもらったお菓子じゃないですか?」(机の上にお饅頭)
「ああ。これは後で僕が食べるよ」
「そうですか……」(おもむろに饅頭を手に取り、口に入れる)
「!?」
(咀嚼→嚥下)「ごちそうさまです! これでイタズラ完了です」
「(それはイタズラではなくイヤガラセじゃないのか?)」
「…………」
「スミマセンでした!! 今度、同じものを買ってきます」
「いらない。罰として下校時もそのままでいなよ」
「これで帰るんですか?」
「そうだよ」
「危ない人だと思われて撃ち殺されたらどうするんですか!?」
「その前に僕がそいつを咬み殺してあげるよ」
「嘘です。暗くなったら分からないですよね?」
「さあね」
「そういえば、悪魔なのに武器がないんですよね」
「武器が欲しいの?」
「いえ、欲しいわけじゃないですけど。悪魔って、フォークみたいなの持ってませんか?」
「ああ、あれ」
「先が三つにわかれてるやつです」
「なくていいよ」(即答)
「えっ、あ、はい。すみません……」
「何で君が謝るの?」
「いえ、なんとなく」
毎回の事ながら、読みにくくて申し訳ないです。ここまで読んでくださった方はありがとうございます。
今年の話はまた次の機会(明日とは言わない)にでも……。