季節柄か、最近の我が家ではカメムシ警戒警報発令中です。気づかずに踏んでしまったものがベランダのあちこちにあると朝のうちに母から聞かされていたのですが、洗濯物を取り込もうとするときまで忘れていました。
ああ、そうだった! と恐る恐る洗濯物に対峙。徹底的にチェックしていると、やはりいました。ベランダから身を乗り出し、ヤツがしがみついている洗濯物をバサバサゆするのですが、なかなかしぶとい。端から見ると、おかしなことをしているように思われたかもしれません。ようやっと飛び立つのを確認してホッとしたのに、そいつは上昇してこちらに向かってきました。とっさに身をかがめたのですが、頭を起こすと姿を見失って逆に不安に駆られました。別の洗濯物にもいたのですが、それがソイツだったかどうかはわかりません。
昨日病院に行ってうがい薬を処方されました。以前にも同じものを処方されたのですが、ちょっと苦手で使わず仕舞いでした。カバくんがトレードマークのうがい薬を普段から愛用しているので、そのことをちらりと言ってみたのですが、うがいだけだと喉の奥までとどかないと思うと言われました。そして腫れているのは喉の奥。
処方するうがい薬は飲み込めるので、最後の一口は飲み込んで喉の奥に薬が行き渡るようにしてくださいとのこと。
カバくんの赤黒い色に慣れた私には、薄藍色のうがい薬に拒否反応を起こしたくなるのですが、今回は頑張って挑戦中です。
昔、消毒用のカバくんを切らしていたときに、同じものだからとうがい薬を代用したのですが、飛び上がるほど痛かったです。喉の粘膜にやさしい薬がなぜに傷口にこれほどひどい痛みをもたらすのだろうと不思議でたまらなかったのですが、うがい用は原液だということを忘れていました。いつも水で薄めて使っていることがすっかり頭から抜けていました。消毒用はそのまま使用していたので同じ感覚で使ってしまいました。
うがい以外で使用しないでくださいという注意書きを見たのは使用後でした。
薬は用法用量を守って正しく使わないといけないですね。
ハロウィン話は終わりましたが、小ネタがあるので続きに載せます。よろしければ、続きまでおつきあいください。
遠呼
<屋上にて>
「いい天気ですね」(笑顔で太陽を仰ぐ)
「晴れが好きなの?」
「はい。でも、雨も好きです。 雨音を聞くのが好きなので」
「……嵐と雷は?」
「(嵐?) 台風はワクワクしますね。 こう、血が騒ぐというか。 雷も好きです。 きれいですよね」
「怖くないの?」
「家の中なら平気です。でも、雷を見るなら外にいたほうがいいかもしれませんね。落ちてきたらと思うとちょっと心配ですが。空が見たことない色に染まるのが綺麗です。音もスゴイし。空から降ってくる感じとか雷でしか味わえないですね」
「…………霧は?」
「霧、ですか…… (今日は会話が続いてる!) レアな感じですね。幻想的で、ちょっとワクワクします」
「………………」
「でも雲が流れるのをぼんやり眺めるのが一番好きかもしれません。飽きずにずっと見ていられそうです」
「そう」
「全部あわせて空を見るのが好きってことですね」
「……………………」
「(あれ? ただの天気の話だよね? なんで怒ってるの? 何が悪かったの?)」
高校生ぐらいでしょうか。雲雀さん相手じゃ天気の話もうまくいかないです。
雲雀さんがどの程度守護者のことを自分のものとしてみているかは不明ですが。
それでは、ここまでおつきあいくださりありがとうございました。