風邪まではいかないものの頭痛がしたりとか。
あんまり頭痛にならないので、油断してたらこの間、
久々に頭痛が発生しました。
体調管理には、気をつけたいですね。
日々の気温も不安定なので、皆さんも気をつけてくださいね。
この間、フランのヘルリングをつけて出かけました。
ガチャで当てた『666』のやつなんですが、このリング
結構好評だったりします。復活!を知らない子から見ると
カッコ良く見えるようで。よく値段を聞かれます。
素直に『200円』と言うと素直に『安い!!』と驚かれる。
デザインも好きだし、重さも軽すぎないので気に入ってます。
なんとも日本のガチャクオリティーの高さを感じますね。
さて、今回はちょっと創作カテゴリーでこのブログ書いてみました。
これまでの話と全く関係ない感じの対ディーノさん小話。
畳んでますので↓の『つづきはこちら』からどうぞ!
「…大きいですね」
「ん?」
自分の手と相手の手を合わせてみる。
そうして分かる、手の大きさの差。
「まぁ、俺は男だからな」
ディーノさんが首を傾けて横からその差を見る。
手首の辺りを支点にして合わせたその手はやっぱり大きい。
「それは、そうなんですけど…」
私は横から見なくてもその差が分かる。
それくらい違う私達の手の大きさ。
男の人の方が手が大きいのは分かる。
「ツナや獄寺や山本よりも大きいんですよね、やっぱり」
同い年の男子達よりも大きい手。
獄寺や山本は私よりも背が高いし、
いかにも男子らしくある彼等だから
自分よりも手が大きいというのは安易に想像がつく。
それでも
あまり私達女子と背の変わらない、いわゆる草食系男子代表っぽい
ツナでさえ、手を合わせたらやっぱり私よりも手が大きいのだ。
「…あいつらとも測ったのか?」
「え、いえ。そういうわけじゃなくて」
何処か面白くなさそうに言ったディーノさんに
思わず笑みが零れる。
「笑うことないだろ」
「すみません。友達が前にそんなことを言ってて」
ふふと未だ抑えきれない笑いを零しながら私は説明した。
「でも、ディーノさんとのこの差は…
私とディーノさんの、歳の差、なんですよね」
自分で言いながら少し切なくなった。
関節ひとつ分は軽く違うこの差。
あまりに違うこの差。
其処に、自分の知らない年数がある。
自分の知らない、ディーノさんがいる。
こればっかりは、どうしようもない、ずっと埋らない差。
「けど、この差があるから…」
そう言いながらディーノさんはキュッと私の手を握った。
その手はとても暖かい。
「俺はお前を守る力があるんだ」
そして小さく、触れるように私の手の甲にキスをした。
「こんな差なんて目じゃないくらい、お互いを知っていけば良いさ。
俺にとっても、同じ歳の差なんだから、な?」
「はい」
軽く笑ってウインクしながらそう言った
ディーノさんの言葉に、私は笑って頷いた。